社長のひとこと
ミス一つ 苦労二倍 損三倍
2023-01-14
10月 11月 1月と高額な物損事故が続いています。
事故を起こしたくて起こす方はいないと思いますが、ちょっとした確認不足や気の緩み、横着によりルールを守らないなど些細な事で大きな損害になっています。そして、今まで築き上げてきた信用も失ってしまいます。
お金を弁償した上で、相手や荷主に謝罪し、報告書や顛末書を作成、示談交渉等々、時間と労力は大変なものです。
我々運送事業者は、走ってなんぼの仕事ですが、車庫に止まっていたら売り上げはありません。しかし、事故の報告を受けるたびに情けなく、仕事をしない方がいいのではとちょっと思ってしまう今日この頃です。
一歩車庫を出れば、道路、交差点、駐車場、積卸し先の構内は危険でいっぱいです。そこが仕事場です。
しかし、皆さんはプロのドライバーです。プロの自覚を持ち、信用を失わないよう無事故を徹底してください。
危険を予知し、細心の注意を払って事故と付き合わないようにお願いします。大丈夫かなと思ったら、下車して目視確認。
事故防止は本年の重要課題です。全社員一丸となって、「絶対に事故を起こさない」気持ちを持ってください。
よろしくお願いします。

今年も残すところ1か月半
2022-11-17
今年も、残すところ1カ月半。晩秋の季節を感じるようになりました。
振り返ると、東北、新潟、石川、福井、静岡等、線状降水帯という言葉が頻繁に聞かれ豪雨被害による浸水や土砂崩れが多発し、身近なところで未だ通行止めが続いています。
このまま行けば、今年の冬は大雪になるかもしれません。大雨の雪バージョンです。最近カメムシもなんとなく多く見かけます。何はともあれ、冬の備えはしっかりやりましょう。
それともう一つ、暗くなる時間が早くなってきました。
●暗い = 視界が悪い ●雨・雪 = 視界が悪い 従って事故が増える季節です。スピードを落として、特に交差点は左右確認をしっかり行って下さい。ピラーやミラーの死角にも十分注意してください。
皆さんの無事の帰宅を家族の方、私も待っています。
よろしくお願いします。

ETCゲートご注意ください。
2022-09-13
先日の事です。高速道路インターチェンジを出るETCゲート直前の事ですが、隣のレーンを通過しようとしていた乗用車がいきなり前に入ってきて、しかも急ブレーキ。当方の乗務員さんも急ブレーキをかけて何とか追突は免れましたが、積荷が前に動いて製品破損となりました。
道路では色々な人が運転しています。若くて運転が未熟な人、老人で反応の遅い人、車に年数回しか乗らない、高速道路は走ったことが無い等。
ETCゲートは何かの不具合でゲートのバーが上がらないこともあります。前の車が当然通過するとは限りません。
日本全国では、ETCゲートにて毎日追突事故が起きていると聞いています。
多くの車が整列してゲートを通るインターチェンジでは、減速・車線変更が頻繁に行われます。危険を予知して「かもしれない」を実行してください。

7月
2022-07-08

周知の通り、6月8日、我が社にとって、とても大きな事故が起こってしまいました。
交差点を左折中に自転車で横断してきた老人を巻き込んでしまった人身事故です。
当初、乗務員さんや私の想像では車両左側面に接触し車の下には入らず、内輪差で手又は足をタイヤで踏んだのだと思っていましたが、その後の警察の数時間にわたる厳格な車両検証結果、接触→巻込み→車両の下に入り(自転車ごと)→マフラーのタイコや後軸のデフ、スペアタイヤ等で被害者の方を轢いた(ひいた)事が分かりました。
事故を惹起した乗務員さんは入社50年間物損事故無し、運転免許証は43年間無違反のとても優秀なドライバーです。
何故?
原因は
① 直前の信号待ちで書類の整理をしていた為、集中していなかった。(漫然運転)
➁ 巻込み確認がおろそかであった。
(後日乗務員さんから聞いたのは、この交差点で渡る人など見たことがなかった。思い込みがあった)
③ 被害者の方が走行中の当該車両の死角に入っていた.
対策として
① 運転席からの死角をよく認識し、危険予知。徐行。
② 左側の窓を少し開ける。(視覚より聴覚の方が早く現状認識できる)
③ 発信時の一呼吸
人身事故は、約5割が交差点で発生しています。決して他人事ではありません。
私も、あなたも、何時加害者になるかもしれません。
悲しい事故はこれで終わりにしましょう。

安全第一
2022-05-13

知床遊覧船の観光船(KAZUⅠ)が4月23日知床半島沖において、海難事故をおこし、現在も捜索活動が行われております。一刻も早い全員の救助を願いますと共に、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
さて、事故が起きた要因は、様々なものが重なって起きたと考えられます。
運行基準が不明確で守られていなかった。
船長の運行経験が不十分であった。(ベテランの乗務員が退社していた)
無線が使えない状況で連絡がとれなかった。
他にも色々な事を言われていますが、間接的には、コロナの影響で2年間営業が出来ず、経営が厳しかった。安全よりも収入を優先していたという事でしょうか。
私達は、陸上を運行しており道路が仕事場です。近頃は温暖化の影響で台風の大型化による暴風、豪雨、豪雪など身の危険を感じるような荒っぽい天候になってきました。
「一つの判断が命取りになる」これからも相互に連絡を取り合い「安全第一」を念頭に運行していきたいものです。
